こちら、最近たまたま昼休みに書店に立ち寄る機会があり、ふと手に取った書籍。

アイディアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう
- 作者:池澤あやか
- 出版社/メーカー:大和書房
- 発売日: 2015/03/22
- メディア:単行本(ソフトカバー)
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ターゲット読者はプログラミングに興味はあるけどやったことがない方。具体的なコードの話はほとんど出てこなくて、プログラミングの楽しさ・面白さを語った本。
自分はまぁターゲットからは外れてるんだけれど、プログラミングが「つまらなさそう」な理由という項目が目につき、パラパラ読んでると面白そうなのでそのまま買って帰った。
ちょうど先ほど読み終えたのだが、この本はとても大事なことを思い出させてくれた。
それは、自分がどうやってプログラミングに入門したのかということ。私も昔はコピペプログラマーだった。プログラマーと呼ぶのもおこがましい。。コピパー?
最近では自分が入門者だった頃の気持ちも忘れかけており、すっかり上級者ヅラをして「基礎がいかに重要か」なんてことをドヤ顔で吹聴しまわってるんだけど、入門者にとってみたら基礎なんてどうでもよくて、とにかく早く、動くもの・面白いものが作りたいんだよね。
「(なんだかよくわからんけど)できた!動いた!すげー!」
やっぱ、ここからだろう。入門は。
変数宣言なんて後回し。変数名も適当でいい。力技?どんとこい!
入門以前に、小難しい説明で挫折してしまったら意味ないもんな。
ひょっとして将来その人は素晴らしいコードを書くかもしれないのに、そんなつまらないことで芽を摘んでしまったら勿体ない。
そんなことは入門してから考えたら良い。
おぼろげながらプログラミングというものが分かってきたら、そのとき改めて考えなおそう。
ただしこれだけは伝えておく必要がある。業務でミスできないコードを書くときは、きちんと変数宣言して、型にも気を配って、意味の分かるちゃんとした変数名をつけよう。
あ、あと今回書いたのは「入門以前~入門者」であって、「初心者」ではない。
上手か下手かは別として簡単なプログラムを自力で作れるようになったら、それはもう入門者ではない。
入門者を卒業したら、改めて基礎から学びなおすべし。
ちなみに、私もプログラミングの魅力を語った記事を書いてるので、これから初めてみようかなって方は是非読んでみて。
thom.hateblo.jp